同じボディを与えられながらも全く異なったエンジンを積むAE91。車好きから
「お、92?なんだ91か」等と言われて悔しい思いをしていませんか?また、予算の
都合上91になっちゃったけど本当は92が欲しかった...そんな92に憧れている貴方に
贈る、なんちゃって92化計画、別名「Fake92」。
徹底的に91と92の相違点を見比べ、あなたの91を92化してしまいましょう。
なお、私の知識の都合上レビンの場合のみ書きます。他の車種の場合については、
誰か書いて下さい(トレノについてもだいたい同じだと思います)。
91と92の外観の違いは以下の通り。
- 運転席サイドモールの下に「EFI-S」と書いて有るステッカーが貼って有るといきなり91。
- サイドモールが真っ黒だと問答無用で91。ただし前期GTVを除く(GTVの場合は横に「GTV」というグレードステッカー有り。また、APEX-Limitedの場合は濃いシルバー。)
- トランクに「GT」「GTV」「APEX」以外のグレードステッカーが貼って有るとあからさまに91。
- 純正マフラーがシングルテールエンドだとやっぱり91。
- リアスポが無い
- タイヤが13インチ
ざっとあげると以上の6点です。逆に言うと、上記3点をクリアしてしまえばパッと見
91とは思われなくなります。
では、どうするかというと、
- 「EFI-S」ステッカーを剥ぐ(92にはステッカーは無し)
- サイドモールを車体色で塗る
- グレードステッカーを剥ぐ(できればトランクごと92のを移植)
- マフラーを社外品に交換する。ただし91でもZSのみは92と同じダブルテールエンド
なので、ZSの場合はそのままでも分からない。シングルテールの場合はあまりにも
ショボい(ZS以下のグレードだと見破られてしまいダブルでショボい)ので即座に交換
しましょう(笑)
- リアスポに関しては何故か92でも取り外している車もあるのでそんなには
気にしなくとも良いのですが、無ければ無いでかなり格好悪いです。解体屋から
買ってきて是非装着しましょう。
- 鉄チンホイールでも良いので取りあえず14インチにインチアップ。
こうすりゃパッと見92に見えます。街ですれ違っても上記の条件を満たしていれば
俺なら「お、92」と思っちゃいます。
ここまで済んだならば次は内装です。
外観は92でも内装が91だと、知ったものから見ればえらいショボく見えます。特に
トランク移植で「APEX」なんて書いてあるのに内装が91だったりすると一生バカにされ
ます(笑) 気を抜かずに内装にもこだわりましょう。
内装のポイントは、
- タコメータの最高数値が8000rpmまでだと91(92は9000rpm)
- 電圧計・油圧計がないと91
- シートがオールグレーだと91(92は側面が黒)
- ステアリングスポークが完全な「T」の字だと91(92は横方向のスポークが
少し下を向いている)
で、どうするかというと、
- タコメータを取り替える(できるんか??)ライム・リセの場合はメーターパネルを
丸ごと交換しないと駄目(タコメータが無いからね)。
- 電圧計・油圧計のある位置(時計の右側)に市販のデジタル温度計でも貼って隠す。
エンジンルーム内の温度でも表示しておけばかなり本格的でグー。
- シート交換、もしくはシートカバーを被せる。
- ステアリング交換で対処するしかないかな。社外ステアリング入れると良いっすよ。
これで完璧です。
これでちょっとやそっとでは見破られることはないでしょう。もっともボンネット
開けられちまえば1発でバレますが(笑)
気分だけでも92にして、良くできたエンジンだけどやっぱりトロい5A-FE/5A-FHEの
非力さをオーナーの「気」でカバーして楽しく乗りましょう!
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