■ インマニ掃除 |
エアクリから伸びているゴムホースを外します。プラスドライバーでネジを緩めると、結束金具が緩むので、十分緩んだらえいやっとゴム管を引き抜きます。
エンジンをかけ、3000回転前後までふかしたらインマニの吸気口にキャブクリーナーを吹きかけます。吹きかけると回転数が落ちるので、適宜アクセルをあおります。一度に全量吹き付けるのではなく、時間をおいて数回にわたってやるのが良いです。1回の掃除でだいたい缶1本使います。
今回使ったのはKUREの「クリーナーキャブ」という代物です。カー用品店やホームセンターで1本700円から800円ぐらいで入手できます。back
有効成分にトルエンが含まれているので、かなり甘くて良い香りしますが、嗅ぎ続けるとラリってきて、あらゆる意味でやばいです(笑)
また、いい気持ちになるからと言って毎週のように行うと、かえってエンジンにダメージを与える事にもなりますので注意が必要です。この作業はアクセルをあおる関係上、前もって暇な人間を一人捕まえておくのがベストですが、どうしても捕まらなかった場合はアクセルワイヤーを手で引っ張りつつ、クリーナーを吹きかけることで対処可能です。
それからAE101NA(MT)や前期GT-ZのようなLジェトロの場合は、インマニからゴムホース引き抜いた段階でエンストを起こしてしまいます(吸気量が測定できなくなるため)ので注意。ゴムホースの途中にあるセンサー等を引き抜いて、そこからクリーナーを噴霧する事で何とか作業することが出来ます。
因みにMR2(3S-GTE)で同じようにして無理矢理行ったところ、燃調が濃すぎたらしくマフラーから真っ黒い煙が出てきました。これはやりすぎ。一度に噴射する時間・量を少なくし、回数を多くすることで回避しましょう。インマニ掃除を行った後は、なるべく早いうちにオイル交換(できればフラッシングも)する事をお勧めします(メチャ真っ黒いオイル出てきます)。そう考えるとオイル交換の時期にこの作業を行った方がいいですね。
なお、余ったキャブクリーナーは燃料タンクに噴霧しませう。
ビニール袋に噴霧して積極的に嗅がないように!(笑)